会員交流

健康ビジネス研究会オフサイト会「健康経営EXPO」見学レポート

健康経営EXPO概要

2025年6月25日(水)から27日(金)まで東京ビッグサイトで開催された「健康経営EXPO」は、「総務・人事・経理Week」内での専門展示会の一つとして実施され、企業の健康経営を支援する最新の製品・サービスが多数紹介されました。

このEXPOでは、「健康管理システム」「運動支援」「睡眠改善サービス」「置き型社食」「ウェアラブルデバイス」「メンタルヘルス対策」「パフォーマンス向上支援」など、従業員の健康促進と生産性向上に繋がる幅広い製品・サービスが一堂に集結。総務・人事担当者や経営者などが多数来場し、最新トレンドや導入事例を学べるセミナーも同時開催され、活発な情報交換と商談が行われていました。


見学について

健康ビジネス研究会のオフサイト会として、9名のメンバーで視察しました。
今回のEXPO参加は、健康経営に関する最新のトレンドやサービスに触れる貴重な機会となりました。

会場は多くの来場者で賑わい、健康経営への関心の高さを肌で感じました。
多岐にわたる出展ブースを巡る中で、特に印象に残った企業やサービスについて、参加メンバーからのコメントを交えながらご紹介します。

印象に残った出展企業・サービス

株式会社OKAN・オフィスおかん https://okan.co.jp/

数千事業所での導入実績、中小企業から大企業まで幅広い導入事例、そして従業員3名からでも導入可能という手軽さに注目が集まりました。
単なる利便性だけでなく、栄養バランスの取れたチルド惣菜にこだわり、健康的な食生活をサポートする点、導入企業の負担を軽減している点、さらには社員満足度測定までトータルで支援している点が評価されました。
食事を通じたコミュニケーション向上に繋がるという声もあり、健康経営における「食」の重要性を再認識させられました。

issin株式会社・スマートリカバリーリング https://issin.cc/

東京大学発のスタートアップ企業が提供するスマートリカバリーリングを興味深く見学しました。
睡眠の質を可視化し向上をサポートするウェアラブルデバイス、睡眠への関心の高まりがあり、個人の健康管理を科学的に支援する姿勢に、今後の展開に期待が寄せられます。

株式会社ベネッセコーポレーション・WITHBATONS https://mentoring.benesse.co.jp/withbatons/

女性の「管理職になりたくない」という意識を改善するプログラムが印象に残ったという声がありました。
健康経営が従業員のエンゲージメントやキャリア形成にも深く関わることを示唆するものでした。

株式会社JSH・コルディアーレ農園 https://www.jsh-japan.jp/cordiale-farm/

障害者雇用の推進と地方創生を目的としたサービスに注目しました。
法定雇用率確保の課題解決に貢献し、社会課題解決とビジネスを両立させるビジネスモデルが目新しさを感じました。

大塚製薬株式会社・Vivoo(ビブー) https://www.otsuka.co.jp/nutraceutical/products/vivoo/

自宅で尿検査を行い、アプリを通じて健康状態を把握できるサービスが印象に残りました。
手軽に自身の健康状態をチェックできる点が、従業員の主体的な健康意識向上に繋がりうると感じました。

※注意:ご紹介している各社のサービスの内容は参加者の意見であり、当研究会で推奨しているものではありません。最新情報は各社へお問合せください。

参加者の声とまとめ

参加者からは、「以前からこの展示会に興味があったので、今回声をかけてもらい感謝している」「競合企業の多さに驚いた」などの声が寄せられました。
また、「皆で展示会に行くことで、直接意見交換できるのが良い」「リアルな交流の機会が必要」といった前向きな意見も多く、対面でのネットワーキングの重要性を再認識する場となりました。

今回の視察は、最新の健康経営サービスに触れ、参加メンバー間の交流を深める機会として非常に有意義でした。
今後も、当研究会の活動を通じて、メンバー間の知見共有やネットワーキングを促進し、健康経営推進の力にしていきたいと考えています。

株式会社会社の健康研究所
代表取締役 屋代勝幸
https://kenkoulab.biz/

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