例会報告

特定保健指導と金の認定申請ポイント|2025年7月「健康ビジネス研究会」開催報告

健康経営入門 ~ 健康経営の現状と課題 ~
2025年7月 健康ビジネス研究会「定例会」

日時 令和7年7月28日(月)19:00~20:35(Zoom開催)
講演テーマ テーマ1特定保健指導について(約45分)
特定健診・特定保健指導の2024年度からの変更点、特定保健指導の実務等
テーマ2健康経営優良企業「金の認定」 申請のポイント(約25分)
「金の認定」の制度概要、審査時のポイント等
講師:全国健康保険協会東京支部 保健部長 保健師 町田恵子
出席者 62名
内容 特定健診・特定保健指導の2024年度からの変更点、特定保健指導の実務等
「金の認定」の制度概要、審査時のポイント等

 

講演所感

まず、健康経営優良企業「金の認定」申請のポイントについて、内側からの視点で、わかりやすいお話を頂きました。
また、最初の特定保健指導のお話は、その制度の意義、背景にある深い想いについて、大変分かりやすくご説明いただきました。
そして、制度も常にブラッシュアップして改善されていること、今後の改善にも期待を寄せるとともに、
非常に丁寧なご説明で、ぼんやりしていたところがクリアになってきた感じがしております。

例えば、今回の講義で、私たちが普段経験する特定保健指導が、どのような意図と流れで成り立っているのか、私自身も「動機付け支援」を受けた経験がありますので、その全容を改めて理解することができました。

個人的な話で恐縮ですが、私自身、BMIと脂質が若干オーバーしているのからなんですが、普段フットサルかサッカーを最低週2回蹴っていて、運動は好きな方だと自負しています。また食事も、筋力は維持したいし、太ると動きが鈍るので、タンパク質は多めですが、バランスを意識して食べすぎないようにしているつもりです。
なので、特定保健指導の時にその話をしたらちょっと困られてましたので、「ポテチ食べるの控えますね」といってその場を後にしました。

ただ、制度の背景にありましたように、健康寿命の延伸は、私たち全員にとって非常に重要な課題です。これは間違いないことだと思います。
一方で、健康というものは、決して画一的な数字だけで測れるものではなく、一人ひとりの体質やライフスタイル、そして何より『人生の楽しみ』と切り離せないものだとも、常々感じています。

本日ご説明いただきました制度が、今後さらに個々人の多様な背景や、日々の生活における努力に寄り添い、より豊かで納得感のある健康支援へと進化していくことを、心から期待しております。

本日は、貴重なお話を本当にありがとうございました。

※写真はイメージです。

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