例会報告

健康経営は中小企業の経営に 良い影響を及ぼすのか?|2025年8月「健康ビジネス研究会」開催報告

健康経営は中小企業の経営に 良い影響を及ぼすのか?
2025年8月 健康ビジネス研究会「定例会」

日時 令和7年8月25日(月)19:00~20:35(Zoom開催)
講演テーマ テーマ:健康経営は中小企業の経営に 良い影響を及ぼすのか?
講師:産業医科大学 産業生態科学研究所 産業保健経営学 永田 智久 先生
出席者 57名
内容
  • 会社が労働者の健康管理をおこなう理由
  • 健康経営懸賞制度とは(健康経営銘柄、健康経営優良法人)
  • 健康経営の効果
  • 健康経営の肝は組織風土づくり
  • 健康経営ガイドブック改訂について
  • 健康経営の情報開示
  • 健康経営による社会課題解決

 

講演所感

健康経営は中小企業の経営に良い影響を及ぼすのか?」という本日のテーマに対し、先生が提示してくださったお話は、我々にとって非常に示唆に富むものでした。

単なる施策の導入に留まらず、その根幹には「組織風土づくり」があること、そしてその成否は、従業員が「会社に大切にされている」と心から感じられるか、すなわちPOS(知覚された組織的支援)を高められるかにかかっているというご指摘は、昨年来、ご講演いただいている森先生のお話も含めて、重要なポイントであると改めて認識いたしました。

そのポイントとして、「公正性」、「上司のサポート」、「報酬・条件」という視点を提示して頂き、それら具体的なお話を伺っていく中で、私の中では、「センスメイキング理論」と近しいものがあるのではないかと思いました。
先生のお話を伺って、健康経営が目指すところは、まさにこの「意味づけ・腹落ちのプロセス」なのではないかと感じました。

経営者が、健康経営を単なるコストではなく、経営課題を解決する手段として意味づけ、その意味を従業員との対話を通じて共有・共創していく。
この「意味づけのプロセス」こそが、従業員の自発的な行動変容を引き出し、組織の活性化につながるんじゃないかと思った次第です。

本日頂きましたお話を、私たちの日々の仕事に活かし、企業と従業員、そして社会が共に発展する「三方よし」の健康経営の実践の後押しをしていきたいと思いました。

改めて、本日は大変勉強になるご講演を頂きまして、誠にありがとうございました。

※写真はイメージです。

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