例会報告

健康経営入門「健康経営の現状と課題 」|2025年6月「健康ビジネス研究会」開催報告

健康経営入門 ~ 健康経営の現状と課題 ~
2025年6月 健康ビジネス研究会「定例会」

日時 令和7年6月23日(月)20:00~21:45(Zoom開催)
講演テーマ 健康経営入門 ~ 健康経営の現状と課題 ~
並木連太郎 会員(当研究会理事)
出席者 56名
内容 健康経営の最新動向から、多くの企業が抱える「ノウハウ不足」「効果測定の難しさ」といった課題までを網羅的に解説します。
課題を克服するための具体的な視点やアプローチを紹介し、実践的なヒントを提供する入門セミナー。

 

講演所感

今回、健康経営入門ということでしたが、蓋を開けてみると、ものすごく奥の深い話でした。
入門の域を超えた専門的な話で、とても勉強になりました。

まず、入門的な話として、国の動向を見ておけば、健康経営市場の今後が予測できること。
例えば、健保の加入で女性が増えていることから、女性向けの施策の背景もわかるとか・・・。

「健康経営の現状」のお話とでは、
健康経営に取り組むと、その効果として、「組織の活性化を感じている企業が多い」と推測できること。
しかし、業績向上としては効果が感じられていないので、我々の支援が求められるのではないかと。

課題の中では、マネージャ層、中間層がキーパーソンになってきて、解決には「可視化」が一つの方向になる。

そして、ノウハウと人、無関心層へのアプローチ、効果測定の課題があげられてて、
「本質的な理解と具体的な実践方法の提示」と、「経営者のコミットメントと従業員の意義と浸透」がポイントになってくるということでした。

最後に重要な気付きとして、マッキンゼーの7Sのお話を頂き、その後に、マインドチェンジの話がありました。

可視化する、対話する、未来を決める

この流れが重要だということで、これってよくよく考えると、多分中身のテーマは何でも良いくて、
対話の中身のテーマとして「健康」があるということなのかなぁと個人的に感じました。
健康経営は認知度広がってきた中で、最終的にマインドチェンジを促すための重要な対話のテーマとして「健康経営」活用すると、結果、組織の変革につながるのではないかと思った次第です。

並木先生、本日は大変示唆に富んだお話をありがとうございました。

※写真はイメージです。

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