例会報告

企業事例「健康経営の取り組みと効果」|2024年11月「健康ビジネス研究会」開催報告

企業事例「健康経営の取り組みと効果」
2024年11月 健康ビジネス研究会「定例会」

日時 令和6年11月25日(月)19:00~20:30(Zoom開催)
講演テーマ 企業事例「健康経営の取り組みと効果」
講師 株式会社NISHI SATO 代表取締役社長 横川 みどり 様
フェリコ株式会社 代表取締役社長 赤羽 亜希 様
出席者 47名
内容 ブライト500を初期に取得されたトップランナー企業の健康経営の取り組みと効果をお話いただきました。
※今回もZoomを利用したリモート配信です。

 

講演所感

【NISISATOの横川社長のお話】
ひとつひとつの健康経営の具体的取組施策は、よく言われていることではありますが、それが外から強制したのではなく、内側から生まれたことが、自分ごととして、自分たちごととして取り組めたことが上手くいったポイントだと思いました。

先代の社長の大事にしていたことを引き継ぎ、ブラッシュアップして今に至る。
本質に目を向けた取り組みが、結果として健康経営だった。

経営者も従業員に助けてもらいながら、取り組むということが印象的で、社内に設置したトレッキング部では、社長が「弱み」を見せて従業員に助けてもらうことで、上手くアンダードッグ効果(心理現象)が発揮されたんだろうなと感じました。

【フェリコの赤羽社長のお話】
効果が数字で出ているのがわかりやすかったです。
特に、具体的な取り組みとして「スコキン」がすごいと思いました。

当初「スコキン」を導入したのは、「出退勤が楽になるから」だけであったとのことでしたが、
実際は、意識啓発、行動支援ツールだったということです。
それは「ナッジ効果」が発揮されたということで、これも心理学的アプローチの結果でした。

【まとめ】
NISISATOさんは、もともと健康経営をおこなっていたということで、本質的なところから自発的にアプローチをした結果が上手くいった。
フェリコさんは、健康経営を組織開発の入口にしたが、その結果、本質的な改善になったとのこと。

この2社の取り組みを融合させると、我々の健康経営の支援に、ものすごく活かせるのだと感じました。
横川社長、赤羽社長、本当に貴重なお話をありがとうございました。

※写真はイメージです。

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