例会報告

労働生産性を高める睡眠のあり方|2024年3月「健康ビジネス研究会」開催報告

労働生産性を高める睡眠のあり方
2024年3月 健康ビジネス研究会「定例会」

日時 令和6年3月25日(月)19:00~20:30(Zoom開催)
講演テーマ 労働生産性を高める睡眠のあり方
講師 中田 光紀(なかた あきのり)先生
国際医療福祉大学大学院 医学研究科 医学専攻・公衆衛生学専攻 教授
出席者 49名
内容 健康にとって睡眠の大切さは言うまでもありません。
働くことと睡眠について深く知る良い機会となるお話を頂きました。
※今回もZoomを利用したリモート配信となりました。

 

講演所感

導入部では、データ分析を中心に、“世界では日本人の睡眠時間は一番少ないこと”、“過去40年間で日本人の平均睡眠時間はかなり減少していること”、“特に中小企業では睡眠不足と感じている人が多く6割近くいること”などデータ分析をもとに様々な考察を交え、貴重なお話しを頂きました。

特に興味深いデータとしては、世界の他国では男性より女性の方が平均睡眠時間は多いが、日本だけ男性より女性の方が、平均睡眠時間が短いという逆転現象が起きていました。
それは、男性が家事や育児に参加している割合が世界と比べて低く、その影響があるという考察を述べられ、「男性は家事育児に参加しなさい」という先生の言葉は、男性にとっては耳が痛い言葉ではなかったでしょうか。

次に、日本人は平日の睡眠不足(睡眠負債)を週末の寝だめによって解消しようとし、平日と休日で睡眠時間のずれが生じるため、社会的時差ボケが発生するとのことでした。
この社会的時差ボケは多様な健康障害の要因となるため、改めて規則正しい就寝と起床の大切さを教えていただきました。

最後に、より良い睡眠を得るため、ちょっとした3つのコツ(下記参照)などを教えていただき、直ぐにでも実践したいと思いました。

【3つのコツ】
・寝るときは完全に暗くする
・朝食はできるだけ食べる
・寝る前のポジティブな感情が大切

中田先生、本日は貴重なお話を、どうもありがとうございました。

※写真はイメージです。

TOP