2023年3月 健康ビジネス研究会「定例会」
日時 | 令和5年3月27日(月)19:00~ 20:30(Zoom開催) |
講演テーマ | 大企業での健康経営活動の例 -オムロングループの健康経営の取り組みについて- |
講師 | オムロン エキスパートリンク株式会社 サステナブルサイトサービスセンター 労働安全衛生マネジメントグループ 保健師 野崎律子 様 |
出席者 | 44名 |
内容 | 今回もZoomを利用したリモート配信となりました。 |
講演内容
今回は、オムロングループでの取り組みについてお話しいただきました。
オムロンで取り組む「Boost5」、理想的な取り組みだとは感じつつも、それを中の人の話として伺えることで、自然と健康経営に対する取り組みの実感がわいてきたところです。
会社が健康経営に投資してくれているということもあるのか、「オムロン健康白書」を始め、各種ポスター、チラシなどのツールのデザインがすごいところは、中小企業にはないクオリティを感じました。
一方で、「まめ知識の掲示例」は中小企業でも、直ぐに取り入れられる取り組みだと感じました。
しかし、今回なによりも中小企業診断士として印象に残ったことは、「検診結果からは事業運営を良くしていくことは見せづらい」ので、「健康」と「労働」の関連を検証して見せているということ、そして「経営層に刺さるメッセージを工夫して考えている」という点でした。
健康経営を「橋梁の保全管理」に例えているのも非常にわかりやすかったです。
こういった見せ方の例は、我々中小企業診断士としても、中小企業の経営者に見せていくためのアプローチの仕方として、非常に参考になったことと思います。
野崎先生、今日は本当に貴重なお話ありがとうございました。
※写真はイメージです。